いらっしゃいませー。
ずいぶんとご無沙汰しております。Nです。
毎年恒例「お盆・地獄の釣り合宿」
今年はU.R.S.関東本部メンバーをHMMTに迎え、3日間の釣行となりました。
釣りに明け暮れたお盆期間、
渋い状況に苦しみながらも、黒鯛46cm、44cmの2枚と、
個人的には善戦できたと思います。
ご参加の4名様、ワイワイキャッキャと楽しく過ごせました。
ありがとうございました。
さて、久しぶりの投稿となりましたが、
2013年、初秋からの奥浜名湖の様子をご覧に入れましょう。
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■ 気がつけば8月最終日の31日。
焦って釣行しないとシーズンが終わってしまう。
ってことで、この日は湖奥のポイント【S】へ。
海岸の平場を移動しながら落すも、酷いド透けで全然アタリがもらえません。
先端の磯周りへ着くと、うっすら若干の濁りが。
ここで獲るしかない!
そして・・・・この日は、一か八かの秘策を用意してあったのです。
〔Z〕です。
半信半疑でコイツを打ち込むと・・・・ウソ?!
蟹には見向きもしなかったのに、即座に鯛の反応が!
続いて「調子乗り過ぎだろ!?」と、
突っ込みたくなるサイズの〔Z〕を針付けして2投目。
すると・・・・
強烈な引きの夏♀黄鰭40cm。ダッシュ力が危なすぎました。
この日は〔Z〕のテストということで、少量しか持って行かなかったのですが、
ほとんど毎度の打ち込みでアタリが出ました。
こんなの喰う以上は、餌盗りではないはず。
恐るべし〔Z〕!!禁断の鯛餌か?
まあ、2つしか掛けられなかったんですけどね。(泣)
やってみてわかったんですが、アワセがかなり難しい。
ただし、ミスの原因と対策も何となく見えた1日でした。
■ 9月15日。
台風18号が豊橋に上陸、通過してからわずか数時間後の午後。
H氏にそそのかされ、湖奥・Kマリーナ小突堤へ向かいました。
ここはYouTubeなどにもUPされている隠れた有名ポインツです。
「少し前に濁りが入った際、ヘチで好釣果だったらしい。」と
H氏から連絡。やたらと煽ってきます。
彼にそそのかされて行ってみると・・・・
風速15mの暴風、堤防に覆い被さる2mの高波。
波にさらわれて死にかけるわ、携帯が水没してブッ壊れるわ、ヒドイ目に遭いました。
釣りは3分で終了。画像無し。
余りまくった蟹を、怒号とともに海にブン投げ、撤収。
■ 9月23日
彼岸花も満開。
前回負った傷を癒すには釣るしかない!
仕事から解放された3連休最終日のこの日、
台風後の大潮回りということで期待が高まります。
しかし、湖奥を巡回するも、どこもかしこも人、人、人だらけ(泣)
鯊釣りの人々で陸が埋め尽くされています。
結局ふたたびの【S】へ。
まあ、ここならファミリーなど訪れっこないんですが、
着いてみるとド透けで意気消沈。
この日は、昨年、なかば強引にデビューした[ H間氏 ]をフィーチャーです。
愛竿「飛竜53-43硬調」を携え颯爽と参戦。
釣れるかなー?
しかし、ド透けド凪ぎで雰囲気ゼロ。
早めに見切って【OK山】へ。
この場所は、U.R.Sお盆合宿でも乗り込んだ、
かなりのソルジャーポインツです。
夕方近くになり風も強くなってきて良い濁り。
この日は、〔Z〕を大量に用意しておきました。
前回は、〔Z〕での合わせに苦戦しました。
糸にも穂先にもまったくアタリが無いのに、
餌だけがまるっ切り獲られてしまうことが多いのです。
エビフライの食べ残しのように、尻尾の羽根だけ無残に上がってきます。
アタリが出たとしても、幽かにムニャムニャとした違和感があるぐらい。
たまに引き込みをもらえることもありますが、微妙なモワーンという入り方。
そして、〔Z〕の場合は、
最初にまず、頭の殻に穴を開けるようにして喰ってくることもわかってきました。
アタリも、エビやシャコとは違った出かたをします。
カタチは似ていても、ちゃんと違うものとして認識して食べているんですねー。
合わせはコツを掴むとして、頭から喰いに来る以上、前回ベースだと針が小さい!
いろいろと道具屋で物色した結果、
えぇえぇえぇ、良いのがありましたよ。
極太コウジ針。
「筏で大型真鯛がきてもヘッチャラ」とか書いてありますw
隣りに写っているのは蟹落とし込み3号。
こう比べてみると、もう、殺人針ですねw
まったくヒドいことするなー。
ちなみにガン玉は3B。奥浜名湖にしてはかなり重め。
何故かと言いますと、〔Z〕は淡水の生き物なので、海の中に入れても浮いてしまって、
なかなか沈んでいかないんですねぇ。これも使ってみてわかりました。
まずは、この杭へ落とし込み、
ムニャムニャした居食いをAで、黄鰭40cm。
次に「※H氏の杭」へ落すと、
(※お盆にH氏がこの杭で良型を掛けています。)
即、糸が流れます。小幅に鋭く合わせると・・・・
瞬間、「ガッッシャーンッ」というクラッシュ音とともに、竿がノサれました。
たまらず両手で竿をホールド。
弾丸のように沖に向かって潜ります。
ようやっと取り込むと、異常に肥えた黄鰭45cm。
今期最凶の引きでした。
黒鯛は、こんな感じの20-30cmぐらいが、パカパカとよく掛かりました。
台風18号で、湖奥の良型黒鯛はあらかた落ちてしまったようです。
えー、ここまでの間、
〔H間氏〕はナニをしていたかといいますと、
蟹や〔Z〕でアタリが取れないので、我慢が出来ずにたまらず虫を使用。
そのため、チンタやヘダイ、セイゴの新子の猛攻を受けている様子。
〔H間氏〕は、アタリがあるとテンパッてしまうようで、
すべて大アワセしてしまいます。
飛竜8-2調子は結構堅いため、小型の餌獲りが掛かると、
大アワセの反動で魚が空中に舞い上がってしまう始末w
それが顔面に当たり「アヒッッッ!?」などと、一人で奇声を発していますww
これでもう、丸一年が過ぎ去ろうとしています。
果たして彼が立派な黒鯛を仕留める日は来るのでしょうか。
こうして、9月は終わりました。
10月以降、湖奥で勝負するには、さすがに厳しくなります。
あらたな場所を求め、攻めていきたいと思いますので、またレポートしますね。
最後にオマケ。
■ 10月12日
この日は地元の神社の秋祭り。
親戚寄り集まって、酒でも飲もうということになりました。
親戚のなかに、石垣島や奄美諸島へちょくちょく遊びに行き、
ダイビングを楽しんでいるオッサンが一人います。
彼は肩から背中にかけて絵とか描いてある人で、
ダイビングといっても、水中○を使って遊んでいるので、
人間的には、もう○○ているんですが、
なんでもこの日は、数日前に捕獲して空輸した、すごい魚を用意しているとか。
なんでも「アカジン」というらしい。
キジハタのような感じですが、より派手な印象ですね。
彼が言うには「クエの一種」だと。
(奥の白い一尾は、60cmぐらいのコロダイです。)
刺身はもちろんですが、油との相性もとても良く、中華では超高級食材に入るそうです。
浜値で¥10,000/kgぐらいらしい。
記念に捌かせてもらいます。
コロダイ刺身。
アカジン刺身。
アカジンですが、一見白身で淡白かと思いきや、上品な脂が乗っており、
柚子胡椒で食すと即昇天。超絶にアブない食味。
刺身に飽きた頃、しゃぶしゃぶもやりました。
ポン酢かと思いきや、ここでオッサンが取り出したのが、
Sweetチリソースに島唐辛子を刻み込んだ特製タレ。
これがまた絶品で、まったく止まらない。
(スミマセン、へべれけだったので写真がほとんどありません。)
ほかにも、前日に籠を入れて捕獲しておいたズガニ。
今期初マンションでしたが、超大型雄を含め大漁でした。
長野の飯田から取り寄せた高原ラムチョップなども焼き、
なんだか、全国ディープ食材フェアみたいになってしまいましたが、極めつけは、酒。
奄美の焼酎が甕で用意されており、もう皆、ガウガウになって終了しました。
てな感じで、秋を満喫しております。それでは、また。
“THE TRUTH IS OUT THERE”


コメント
>kimd氏
えぇえぇえぇ、おつかれさまです。
おっしゃる通り、アドマスさんご愛用ぐらいのが理想なんですが、
餌獲りが多く秒殺されてしまうものですからw
にわかに信じられませんでしたが、
実際、人差し指大ぐらいまでの殻が固くてハサミの大きな雄、
いわゆるマッカチン的なやつも喰ってきましたね。
落ち前の荒食いだからかも知れません。
浜名湖では黒鯛のポッパーゲームが成立しますから、
他所の黒鯛とは違った、思いもよらぬモノを喰っている
可能性はありますねー。
遠征では・・・・kimd氏が最も掛けましたねー、さすが!
しかし、バラシの連鎖でほんっと残念でした。
S原氏&H間氏コラボ、あーぶないですってwww
罪のなすり付け合いをしている画が見えるなーww
帰る頃には、二人とも全く口をきかなくなるみたいなw
by N氏 2013年11月11日 12:07 PM
ひどいなー。ひどいなー。ひどいなー。
ご無沙汰しております。
こちらでもZを使うことがありますが、そんなデカイのは付けませんw
サイズ的には小指の半分ぐらいのヤツですね。我々がお世話になるBARアドルークのマスターが愛用しています。
しかし、そのサイズでも全っっ然食ってくるんですね。毎回思いますが、何事もやってみないとわかりませんね。勉強になりました。
いやー、しかし、HMMTでは色々とアテンドしていただき、ありがとうございました。
バラしが多く、かなーりキテマシタガ、非常に楽しい釣行でした!!
そして、H間氏!!是非、うちのS原君とのコラボを実現したいですね。もちろん、釣行は2人きりで。ドキュメンタリーが出来上がりそうです。
最後に秋の味覚!!やばいっすねー!!しかし、蟹デカイですね。時期は遅いかもしれませんが、来週攻めたいと思います。
いやー、楽しい釣行記でした!!
by kimd 2013年11月10日 1:46 PM
>H氏
あの海岸のストラクはアブナいですね。
潮位があれば、ほとんど100/100で喰いますw
前のが居なくなったら、次のヤツが入るみたいな。
奥浜名湖ももう厳しいですねー。
別の場所を探さないといけません。
つーか、マイワシ、アブナ過ぎますね。
太いですか?
美味いですからなー、イワシ。
刺身でも、揚げて南蛮でも、なんでも旨い。
新鮮なやつでもって寿司なんかやれたらサイコーですね、羨ましい!
by N氏 2013年10月28日 7:29 PM
N氏
えぇえぇえぇ
お疲れやまです。盆は色々とアテンドいただき、有難う御座いました。
相変わらずあぶない釣行ですね。
そのクエみたいなのは、道楽にもほどがありますよ!
『H氏の杭』、あぶないなぁ…。
あそこ100発100中じゃんww
でかいの付いてるなぁ。
こっち(東京湾)はもう落ちちゃって、上がるとすれば湾奥か湾先(南房)、あとはボート黒鯛ってとこでしょうか。
会長が湾奥で上げられていますね。
しかしながら、岡からは一日1枚でも上がれば上等って状況でしょう。
ほかは、先日釣二からの君情報により、とある漁港でマイワシ爆釣しましたw
これがまた良型でw
1時間で100本くらい釣れたw
by H氏 2013年10月26日 5:54 PM
会長
お久しぶりでございます!
コメントありがとうございます。
湖奥の9月は、黄鰭を最も楽しめる時期です。
引きはほんと強烈です。
Zは自採りです。
良い年をして、網を携え水路を歩き回っているので、
周囲の視線がかなり痛いですw
アカジンは、ほんとに美味でした!
一生のうち何度も食える魚ではないので、余計に旨かったです。
忘年会!!頑張って調整してみます!
12/7・・・時期的に、仕事の忘年会も
容赦なく入ってきそうですが・・・(泣)
by N氏 2013年10月25日 7:40 PM
けっこうなキビレが釣れるんですね!
引きが強いから、楽しいでしょう~。
Zは、自主採集なんですかね?
飼ってみたいような奴らですね~。
しかし・・またまた旨そうな物が沢山と出てきましたね!
アカジン!食べてみたいです。
ラムまで焼いちゃいましたかぁー!凄いですね!
わぁーー参加したいなぁ!
そういえば・・・今年もRFC忘年会を12月7日(土)に
前回やったお好み焼屋でやりますよー!
昨年は、御参加大変にありがとうございました!
今年は、結婚式等の予定は、ありませんかね?(笑)
by RFC黒鯛良夫 2013年10月25日 10:19 AM